フローリングの研磨はDIYできるの?プロ目線で解説

無垢フローリングの研磨を考えているけど、自分でできないかな?

コストを抑えたいからDIYできるなら自分でしたいな。。。

マイホームに無垢フローリングを貼っていたり、無垢フローリングの貼られた物件を購入して、フローリングの劣化に伴い、研磨をしたいとお考えでしょうか。無垢フローリングの研磨にはそれなりにコストがかかるので、DIYで施工したいとお考えの方も少なくはないかと思います。かという私も昔から研磨をするということに関心があり、車の塗装磨きなど自分で行っていました。しかし、車の塗装磨きと無垢フローリングの研磨は違います。では実際にDIYは可能なのでしょうか?この記事ではフローリング研磨はDIYで施工が可能なのかを解説してまいります。

フローリング研磨中

こんにちは!
クリーンサンダーWEB編集担当のK.Gです!

今回はフローリングの研磨をDIYでできるのか!についてお話しさせていただきます!無垢フローリングを貼っていればいずれはやってくるのが研磨です。シートフローリングなどではできないフローリングの再生方法で、張り替えよりも安く短い工期で施工が可能です。では汚れてきたり、傷ついてきたからといって自分で研磨できるものでしょうか?

実際にDIYで施工するなら何が必要なのかをお伝えしながらご説明させていただきます!

それではまいりましょう!

目次

フローリングの研磨はDIYでできる?

結論から申し上げると、フローリングの研磨をDIYですることは可能です。しかし、仕上がりは悪いものになる為、おすすめはできません。なぜかというと研磨は思っているより難しいからです。木材を削ればいいだけでは?という風にお考えの方がもしいれば、絶対にDIYをしないことをおすすめします。フローリングの研磨はプロと素人の作業の差は歴然です。例えばランダムサンダーでの施工ひとつとっても意味があります。この意味をわからず、とりあえず削って見ようという考えでは綺麗になんてできません。せっかく高級な無垢フローリングを貼っているのですから、下手に素人が施工するのではなく、プロに任せるのが良いでしょう。

フローリング研磨のDIY
ランダムサンダーによるフローリング研磨の様子
研磨くん

部長!フローリング研磨はやはりDIYではやるべきではない様ですね!

部長

そうだな!
研磨というのは一度失敗したら取り返しのつかない作業だ!
プロの職人がいるのにわざわざ自分でDIYをして大切な無垢フローリングをダメにする必要はない!
よってDIYで施工することはおすすめできないのだ!

フローリング研磨をDIYしない方が良い理由

フローリング研磨のDIYはおすすめ出来ないことが分かりましたが、その理由はどのようなことからなのでしょうか?実はフローリング研磨がDIYに向いていない理由はさまざま存在します。以下ではその理由についてリストアップしましたので、ご覧ください。

  • 研磨をDIYすると平滑にならないため、床が波打つ恐れがある。
  • 綺麗に研磨できず、仕上がりが悪い。
  • 削りすぎてしまった場合、フローリングの耐久性が悪くなってしまう。
  • うまく研磨が出来ないことでシミや傷の除去が出来ず、中途半端になる。
  • 塗装が入っていた場合、さらに削るのが困難になるので、仕上げれない。
  • 無垢ではない挽板だった場合、削りすぎると素地が出てベニヤ板のような状態になってしまう。
  • サンディングするための道具は高く、揃えていくと数万円から数十万円かかる。
  • 数百万円単位の大型機械は使えないので、時間が異常にかかる。
  • 床だけではなく、巾木や見切りなども削ってしまい、補修することでかえってコストがかかってしまう。
  • 研磨後の塗装も難しく、素人でできるのはオイルフィニッシュくらいだが、それも失敗する可能性がある。
  • 研磨をすると粉まみれになるので、養生をしたり、掃除をしたりと研磨作業以外の工程が非常に面倒…etc

すぐに思いつくだけでもこれだけの理由が出てきます。これを容認できたり、クリアをすることができるのであれば、DIYは可能ですが、なかなかクリアできるものではないでしょう。

研磨くん

こ、こんなにもDIYをしない方が良い理由があるなんて、、、
研磨恐るべしですね。。。
僕は部長にお任せしたいです。。。

部長

一度初めてしまったら最後までやり切るしかないという点も忘れてはならないぞ!
仕上がりは気にせず、ある程度のコストをかけて、オイルフィニッシュで仕上げるというのであれば、出来ないことはないだろう!
しかし、何度も言うようにせっかくの無垢フローリングなんだから、おすすめはできない!

フローリング研磨のDIYに必要な物とコスト

それでもフローリング研磨のDIYをしたいという方の為に、DIYに必要なアイテムとそのコストについてご説明させていただきます。一戸建てを研磨する最低限の機械と道具のご紹介ですので、品質の保証もなければ、これ以上コストダウンはできないとお考えください。

品目料金
ランダムサンダー10,000円 前後
デルタサンダー10,000円 前後
サンドペーパー(複数種類)20,000円 前後
粉塵用掃除機40,000円 前後
養生テープやビニール養生3,000円前後
塗料(市販のもの)10,000円〜50,000円前後
塗料塗布セット2,000円前後
ゴミの処分費10,000円〜20,000円前後
その他雑費10,000円前後
合計115,000円〜16,5000円

どれだけ安く見積もってもDIYをするとしたら、これくらいの費用は必要です。掃除機は粉塵を吸いますので、必ず粉塵用の掃除機が必要となります。一般的な掃除機の場合、粉塵が中まで入り込み、故障や発火の恐れがありますので、絶対に使用しないでください。

上記はあくまで参考事例ですので、これだけで施工するとなると相当日数もかかりますし、仕上がりは期待できないでしょう。また、研磨した場所はすぐにコーティングか塗装をしなければどんどんと劣化しますので、早く仕上げていく必要があります。そう考えると、1週間丸々朝から晩までDIYする時間があるような方であれば施工が可能かもしれません。

以上のことから、DIYをする場合に最低限の道具を揃えただけでもそれなりにコストがかかることが分かります。

研磨くん

簡単なリノベーションならDIYをする方が安くて、オリジナリティも出せるので楽しい印象ですが、フローリングの研磨となると大変な印象しか受けませんね。。。

部長

本気でやる気があるならできないことはない!
だが、出来栄えは期待しない方がいいだろう!
もし自分で研磨をするなら、全てがそれなりになるという覚悟の上で、時間を作って臨んでほしいと思う!

最後に

フローリング研磨のDIYは難しい上にそれなりにコストもかかって、面倒といういいことが全然ないということが分かりました。それもそのはずで、実は私たちが研磨をしてコーティングをするための機械や道具には500万円から1,000万円近くの初期投資をしています。これは素早く、綺麗に、粉塵も出さずに研磨をするという特別な施工法だからです。これだけの投資をして職人が施工する研磨ですので、簡単ではないことはご想像いただけたのではないでしょうか。研磨をお考えのお客様は是非当社までお問い合わせくださいませ。

安くて、綺麗で、安心のClean Sanderが研磨とコーティングを施工いたします!

それでは今回はこの辺で!

またお会いしましょう!

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